電子辞書のPDA化

これは大事なのでリンクを残しておく。

もうひとつが今回の主役である「Brain」。カラー液晶ディスプレーを採用した高付加価値モデルにあたる。市場では「ワンセグ内蔵電子辞書」として人気の製品である。


 「電子辞書の次の飛躍のためには、オープン化を進めねばならない」。シャープで電子辞書製品ビジネスを手がける、情報システム事業本部副本部長兼事業企画推進センター所長の名井哲夫氏はそう話す。


 「適度なディスプレーサイズで、可搬性も良好。これだけ立派なキーボードとディスプレーがついているのに、辞書機能しかなくて、文字入力もデータ表示もできない。この事業部にきた時、それが私自身、不思議だったんですよ」(名井氏)


 名井氏は元々、ザウルスやメビウスなど、同社の様々なIT関連製品を手がけてきた人物である。2008年夏、事業責任者としてこのビジネスに着任した時に感じたのが、このような疑問であったという。

ASCII.jp:シャープの電子辞書が「ザウルス」になる? (1/2)|西田 宗千佳のBeyond the Mobile

ザウルスなどの部隊にいた人が、こうやってシャープのメジャー製品部隊に携わると、その製品がザウルス化していくのかもしれませんね。
もともと、SLシリーズザウルスがLinuxを採用したのは、MIザウルスのサードパーティ向け開発環境の維持・メンテナンスが自社では難しかったからだと思っています。
だから、シャープがザウルスで欲していた開発環境のサードパーティへの提供が、LinuxであろうとWindowsCEでもよかったような気がしてます。
シャープがリナザウLinuxを選んだというのは低コストで提供できるからだったのかなぁとおもいます。
(シャープがテリオスを出していたってことはありますが・・・)
今度それがWindowsCEになってもそれはシャープにとってウェルカムなのかなぁとか感じました。
OSがなんだっていい、「外に出せる開発環境」の維持が、問題なのかもしれません。維持が自社のみで難しいのであれば(Linuxでも維持できなかった)、維持してくれる第3者の開発環境を利用してもいいんだろうなぁとか。


いつも電子辞書売り場でザウルスを妄想する奴のたわごとでした。