ウィルコムが事業説明会を開催。W-OAMを来春に64QAMまでバージョンアップ

めむのっくさんのところで詳細にまとめておられます。
http://memn0ck.com/blog/2006/11/willcom.html
近さんの発言を引用。地味だけど興味深い!

技術の方向性としては「W-OAM」。PHSの変調方式をQPSKを採用していたが,電波の弱いところはBPSK,電波の強いところで8PSKを採用。最大408kbpsを実現。これをさらにすすめていく。音声端末にW-OAMを入れていく。12月にnineを発売開始。大生に手も適用。屋内への浸透度が広がる。SIMは単体でも発売する予定。すでにW-ZERO3などを使っているユーザーはSIMをとりかえるだけでW-OAMに対応できる。

データ通信速度は現在最大408kbpsだが,64QAMにまであげられるようにしてあるので,最大速度800kbpsを超えるのも実現できる予定。これにあわせてバックボーンの強化にも努めている。今春,64QAM対応カードを予定している。ISDN網に512kbpsになるので,ボトルネックになるので基地局とバックボーンのIP化をすすめている。

基地局のIP化をすすめていくと,1本になるのでいろいろなメリットが出てくる。速度を上げるということは,遅延を短くすることができる。ビジネスアプリーションなどは遅延が重要となるが,速度が上げると「サクサク」感を実現できる。体感速度が向上させようとしている。

PHSの世界的拡大について。特に中国。全部と「たぶん」1億を超えただろう。と,PHS MoUが発表した。

どんどんさくさくになって、どんどん広がって欲しいです。PHS
PHSのダイヤルアップは通信を始めるとある程度速度が出るんですが、レスポンスがいまいちなんですよね。
さくさく感が高まると大変うれしいです。