今さらSL-A300・USB接続時に時刻同期する

リナザウで時刻同期するやり方はいろいろありますね。
一番有名なところでは「どんとこいタイム」を利用するやり方ですね。
http://www.hadeco.co.jp/r&d/sl/dtktime/dtktime.htm
SL-A300に限って言うと、PCとUSB接続時に時刻同期してくれるipkgがあります。
tryntpdateというKuro-san様が作成されたシェルスクリプトです。
ipkg化されているので安心。
まずは、ntpdateをインストール。
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Bay/1180/download.html
ここから、ipkgをとってきてインストールします。
つぎに、Kuro-san様のページ
http://noir.s7.xrea.com/archives/000024.html
から
http://noir.s7.xrea.com/pub/zaurus/tryntpdate_0.0.1-1_arm.ipk
をダウンロードしてインストール。
これでうまくいく。

とおもいきや、

そうは問屋が卸さない。
まず、Windowsファイアウォールをインストールされている方はUDP123を空けます。(これが一番重要)
次に、WindowsXP自体を「権威あるNTPサーバ」であるとSL-A300に思わせるため、WindowsXPレジストリをいじってやる必要がありそうです。(これはオプション、うまく行かない人だけやってね)

閉じたネットワーク――システム内に独自の権威あるNTPサーバを設定する

 インターネット環境から切り離されたシステムの場合、システム内に外部NTPサーバと同様に権威のあるNTPサーバを設定することで、標準時刻を保持するNTPサーバとして利用することができる。各NTPクライアントは、このサーバを参照先として、時刻同期を行うように設定すればよいだろう。

 以下の方法で、コンピュータのローカル・クロック(Windows OS が、マザーボード上のリアルタイム・クロックなど、ハードウェアベースの時計機能から取得している時刻)を標準時刻とするNTPサーバを設定することが可能となっている。

 Windows Timeサービスでは、いくつかの設定を行う必要がある。まず、下記AnnounceFlags値を設定することで、Windows Timeサービスが権威あるNTPサーバとして設定される。

キー:HKEY_LOCAL_MACHINEのSYSTEM\CurrentControlSet\Services\W32Time\Config
DWORD名:AnnounceFlags
DWORD値:0x5 (初期値は0xa)

Windows Timeサービスを権威あるNTPサーバにするための設定

第3回 UNIXベースのNTPサーバとWindows Timeサービス (1/3):Windowsネットワーク時刻同期の基礎とノウハウ - @IT

このあと、Windows Timeサービスを停止・再開して、おまじないのようにPCの時刻を同期してあげます。
近くのNTPサーバを設定しましょう。
NTP サーバ一覧
まずPCがNTPサーバと同期に成功した後、SL-A300をPCにUSB接続してあげます。
するとうまく行けばSL-A300がPCと時刻同期します。
※これは自分用備忘録です。