「激しい雨が降るでしょう」
ってよく半井(なからい)さんら気象関係の皆さんがお話ししますよね。
でも「激しい雨」って、どんな雨かなっていつも思っちゃうんです。
「カーッ」となった雨?
まさかねえ。
「雨が激しく降るでしょう」の方がしっくりくるような気がするのは、私だけかもしれないのかなぁ。
例えば、「激しい人」って言われてもぴんとこないなあ。
でも、「〜の〜が激しい〜」ならぴんときますね。
あ 思いが激しい人(激しいのは思う心)
い キーの夕イプが激しい人(激しいのはキー夕イプ)
う 腰の動きが激しい犬(激しいのは腰の動き、発情中こらこら)
そう考えると、「〜の〜が激しい雨」という言葉を考えてみる、という視点が生まれます。
では、「〜の〜が激しい雨」の「〜」にあてはまるのは何でしょうか。
あ 雨の降りが激しい雨(激しいのは雨の降り)
い 短時間に降る雨の量が激しい雨(激しいのは短時間に降る雨の量)
うーん、「あ」も「い」も、再帰的というか、何だかよく分からない説明ですね。
しかたがないので、きっと、「激しい雨」でひとつの言葉なんだろうと思うようにします。
何じゃこりゃ。
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