素のWindowsCE+電話ではどうか?

最近、「WindowsMobileについてマイクロソフトに一言言わせて」という企画があって、つらつらと考えていました。
いろんな方の意見も見ています。
結構多い意見は

  • タスク管理はユーザーに任せて!(OSが下手に管理するよりよっぽどまし)
  • 起動しているタスクはタスクバーに並べて

というものです。
たしかにWindowsMobileはPalmsizedPC,PocketPCの頃から、ずっとタスクの終了処理をユーザーから遮蔽し、かつ起動中のタスクも標準のユーザーインターフェースでは隠すといったDNAをひきついでいて、なんだかまどろっこしい感じがします。
故に様々なタスク管理ソフトがフリーソフトシェアウェアで現れ、左上のスタートメニューのそばに起動中のタスクのアイコンが表示されたり、右上の×ボタンでタスクを終了させるようなことをわざわざしていたわけです。
でもちょっと変じゃないですか?
このわざわざ後付けしたUIは、WindowsCE.NETとか、WindowsCE H/PC Editionとか、標準ビルドされたWindowsCEでは、普通のUIじゃないでしょうか。
つまり、デスクトップWindowsに準じ、左下にスタートメニュー、下にタスクバー、右上の×ボタンはタスクの終了。
WindowsMobileと呼ばれるWindowsCEの1エディションは、この、素で持っているWindowsCEのUIをわざわざ隠しているんですね。
だったらもういっそのこと、

素のWindowsCE+電話機能でいいんじゃないか?

と思ったりして。
これなら、タスク管理の様々な不満が一気に解決されますし、よけいなモノがついていないOSだから、軽くていいんじゃないかと。
しかもキーボード搭載が標準的になりつつあるなら、なおさらかなとか。

SL-6000WindowsCE乗っけて日立にOEMしたマシン、ありましたよね。

あれって、W-ZERO3の直接の先祖だと思うんです。
あれは、WindowsMobileじゃなくて、WindowsCE.NET搭載だったんじゃないかな。
これに電話機能が載っていると。
足りないもの、たとえばホーム画面とか、こう言ったモノを肉付けしたら、面白いモノができるんじゃないかなぁって夢想しました。