ダイイングメッセージと忘却力のコラボレーション
っていう手書きメモがSL-A300のカレンダーで、今日の日付に関連づけされていました。
SL-A300の手書きメモやテキストファイルとカレンダーの日付は
関連づける日付を任意に指定することができます。
先日、
PIMハックなんて変な言葉でSL-A300のカレンダーと手書きメモ(イメージノート)を使えば、ほぼ「ほぼ日」的に使えるんじゃないかとエントリーしましたが、ちょっと無理があることがわかりました。
いくら3.5インチという比較的大画面のSL-A300出会っても、所詮QVGA。
とっさに思いついたアイデアだって「付箋」程度にぺたぺたとカレンダーに貼っていく程度です。
まあでも、
「ほぼ日」には遠く及びませんが、ちょっとしたアイデアを忘れないうちに「簡単な付箋」で残しておき、「この日にこのアイデアを形にしよう」として手書きメモの関連付けを、未来の日付にしておくことにしたんです。
で、その日になったら、その日に関連づけられた「簡単な付箋」のメモを文章化すれば、思いついたちょっとしたアイデアを文章化するという作業をとりあえず先延ばしし、アイデアを思いついたその瞬間は「本当に簡単なメモ」だけを「簡単な付箋」としてぺたっとカレンダーに貼って、当座頭を空っぽにできるんじゃないかと思ったんです。
この「本当に簡単なメモ」が、
すぐにでも忘れたい脳からしてみれば、いわばその瞬間の自分における「ダイイングメッセージ」に相当します。
ダイイングメッセージなので、
一瞬の間に単語化しなければなりません。
までも、
単語化してしまえば脳から形として外にでたことになりますから、そのアイデアについてはとりあえず忘れてしまうことができます。
つまり、ダイイングメッセージとしてアイデアを残すことで、時間のかかるアイデアの文章化をせずに、一瞬にして「アイデアを忘れる」ことができます。
これはかなり重要で、脳への負担を当座軽減してくれます。
次に、「忘却力」の出番です。
忘却力とは何なのか詳しい定義を知りませんが、自分なりには、
「忘れてしまって後で思い出せないアイデアはそれだけの価値しかないアイデアなんだからいいじゃない」というコンセプトにもとづき、アイデアを自らの脳から一旦忘れることによって、そのアイデアが本当に価値のあるモノかどうかフィルタリングする
事だと解釈しています。
じゃ、その判断の元となる「アイデア」はどうすれば蓄積されるのか?
だって、脳からは忘れ去られているのに。
そこで、前述した「ダイイングメッセージ」を利用します。
思いついたアイデアは「ダイイングメッセージ」としてSL-A300などのPDAに蓄積されますが、ダイイングメッセージになり、未来の日付に関連づけした瞬間に脳から忘れ去られます。
つぎに、その未来の日付になったとき、過去の自分が残した「ダイイングメッセージ」を見ることになります。
「ダイイングメッセージ」をみて、未来の自分が文章化できれば、そのアイデアはそれだけの価値があった、ということになりますし、文章化しようとしてもアイデアの具体が思い出せなかったり、文章化するまでもないアイデアだなぁと思えば、その「ダイイングメッセージ」の価値はそんなもんだったんだ、ということになります。
私の場合は、
「ダイイングメッセージ」をリナザウのカレンダーとイメージノートを用いて未来の自分に託して一瞬にして忘れ去ることにしました。
未来の自分がそれを見て文章化するツールとしてアドエスを使い、場合によってはブログエントリーします。
ってなことを、
「ダイイングメッセージと忘却力のコラボ」という過去の自分が残したダイイングメッセージを見ながら、アドエスで文章化してみましたとさ。