若干古めの話

古いガジェットついでに若干古めの話。
1999年ごろまではカシオペアA-51(ROMをCE2に変更済み)を利用し、スケジュールはOyajin ApointとかいうOutlook連携しないものを利用していました。
よって今Outlookには2000年以降のスケジュールしか残っていません(2000年以降E-500を利用し、母艦のOutlookと連携させ始めたんです。E-500はすり切れるくらい使いました。)。
A-51を仕事でも利用したくて仕方がなかった私は、会議があるごとA-51を持ち歩いていましたが、当時ノートパソコンで会議録を取る人なんておらず、恥ずかしくて結局利用せず、なんてことも結構ありました。
で、とある何かの発表会が大きなホールで行われ、参加した私は暗い客席に着席して発表会の様子を見ておりました。
で、最後に、ちょっとお偉い方が登壇して発表者一人一人に講評を始めたんです。
職場に戻って報告書を作成する必要があったので、
私はホールの片隅でA-51を取り出し、緑色のバックライトをつけて、メモを取りました。
たしかSuperEditor F99とかいうソフトを利用していました。
で、一人一人の発表に対する講評をメモっていたところ、

すみません。よろしいですか?

と私に話しかけてきた方がいらっしゃいました。
聞くと、発表会の事務局の方でした。
緑色のバックライトに反応して寄ってこられたようです。

相手:すみません、そちらでいま、講評をメモされていたようですが・・・
自分:そうです。これに打ち込んでいました。(A-51見せる)
相手:へえ、それに打ち込んでいらっしゃるんですか・・・
(沈黙)


相手:・・・もしよろしければ、後日その打ち込んだデータをいただけませんか?
(沈黙)


自分:・・・よ、よろしいですよ。

???


そんで後日、メールかファックスしたと思います。
どっちだったかな?
忘れましたが、まだ田舎ではメールが使える人が限られましたので、職場で印刷してファックスしたんだと思います。
そしたら、


その事務局の団体広報誌に、私のメモがそのまま掲載されてしまったんですね。
びっくり。
事前承諾の連絡はあったんですが、メモの一語一句そのまま掲載されたのでびっくりしました。
少しうれしかったりしたりもして。
そんな時代でした。