スタック電卓 calcr
腐った頭の体操と、食わず嫌いを直すため、WindowsSDKとembeddedVisualC++4でもってスタック電卓を作って見ました。
きっかけ
WinodowsMobile用の電卓ソフトはすでにいっぱいあり、私はぽけ電卓を愛用しています。
一方、個人的にはhp 12C platinumを愛用していると言うこともあって、どうしてもスタック電卓の操作が体に馴染んでいます。
しかしながら、HP電卓のエミュレータは海外にたくさんあるものの、
- かんたんに使え、
- アドエスの前面キーボードが利用できる
スタック電卓ってないんですよね。
ないなら作ろう!
できる範囲でorz
ということで、作って見たしだい。
eVC++のHelloWorldスケルトンをいじりました。
インストール
calcr.zip
をダウンロード、展開して、アドエスにcalcr.exeを放り込んでください。
Advanced/W-ZERO3[es]でしか動作確認していませんが、多分W-ZERO3[es]でもいけるんじゃないかなぁと思います。
calcrの"r"は、RPN電卓のRをもじってます。
キー
使い方
例を使いながら。
12+24=
を計算します。
12
アクションキー(エンター)
34
+(カーソル上)
こんな感じ。
- スタックに数字を載せて行きます。
- 入力された数字はまずXレジスタにエンターキーで登録され、確定します。
- 次に数字を入力すると、Xレジスタの数字はYレジスタにPUSHされ、新たに数字が登録されます。
- 次に演算キーを押すと、XレジスタとYレジスタで演算され、演算結果がXレジスタに格納されます。
こんな感じ。
使い方
じゃZレジスタとかTレジスタとか、使わないでいいじゃんと思うかもしれませんが、次の例を。
(12+34)/(56+78)*(89+12)=
この場合は
12
アクションキー
34
+ (12と34をたして)
56
アクションキー
78
+ (56と78をたして)
÷ (12と34をたした結果を56と78をたした結果で割って)・・・A
89
アクションキー
12
+ (89と12をたして)
× (Aの値と89と12をたした結果をかける)
使い方
というわけで
私にはHP電卓はおもろい存在なのです。
ぜひWindowsMobileで使えないかと思っていたんですが、頭の体操で作れました。
よってもうノックアウトであります。
物好きな方は使って見てね。