今さらSL-A300・SL-A300をデジタル「ほぼ日手帳」としてほぼ快適に使うためのほぼ技術的なこと

毎日の行動記録、プライベートな日記などは、昨年購入したSL-A300のカレンダーを利用しています。
標準のメモ帳で日記やとあるノウハウを毎日つけて、保存。
すると、標準のカレンダーのファイルタブにそのテキストファイルが紐付けられるんですね。
また、標準のイメージノートで落書きして、保存。
すると、標準のカレンダーのファイルタブにその落書きのサムネイルが表示されるんです。
書いたその日に付箋紙が張られるようです。
ちょっとした、デジタル「ほぼ日手帳」みたいなもんですね。
あの日に何書いてたっけなぁ、みたいな感じで、悪くないなぁと思う次第。

こんな使い方をしている希有な人向けのちょっとしたTIPS

  1. 高速起動するソフトは「カレンダー」「メモ帳」「イメージノート」のみにする
  2. メモ帳の保存先、イメージノートの保存先は、SDカードではなく「本体メモリー」にする
  3. バックアップは2〜3日に1回SDカードにしてやる。
  4. 重めのソフトはなるべくSDカードに保存。
  5. 音楽データのような、重量はあるけどファイル数が少ないものもSDカードに保存。

ということです。
このうち1〜3について簡単に説明。

1については、

頻繁に使うソフトだけ常駐させて快適に利用しましょうということ。デジタルほぼ日に特化させるなら、この3つだけでいいと思います。

2は重要です。

標準のカレンダーは、日付にファイルを紐付けするため、/home/root/Documents/配下及び/mnt/card/配下のファイルを総なめします。
日記や落書きは、容量は全く食わないものの、毎日つけるので、ファイル数だけはべらぼうに多くなってきます。
SDカードはファイルそのものへのアクセスが遅いため、小さなファイルでも、ファイルの数が増えれば増えるほど、カレンダーが/mnt/card/配下を総なめにするトータルの時間は増えてきます。
テキストファイルや落書きは1ファイルあたりの容量がとても小さいので、本体メモリーにおいたところで、本体メモリー23メガに体する割合はかなり小さいです。
さらに、SL-A300の本体メモリは、他のリナザウと違って、フラッシュメモリではなく普通のRAMなので、アクセスが高速なんですね。
/home/root/Documents/配下のファイルを総なめにするのもあっと言う間です。
よって、テキストファイルなど、たくさんの小さなファイルは、SDカードではなく、本体メモリーにおいた方がいいのです。
次。

3のバックアップは、

本体メモリーが普通の揮発性RAMであるため、他のリナザウと違って、バッテリーが干上がると、データが吹っ飛ぶからです。
めんどくさがらずにバックアップしましょう。

SL-A300のバックアップはものの20秒くらいですみます。

軽いなぁ。

というわけで、

標準のカレンダーをほぼ「ほぼ日手帳」としてちょっとだけ快適に利用するためのほぼ技術的なお話でした。

それにしても

久しぶりにアドエスからのエントリーだなぁ。