Opera10のOpera TurboではHTTPS通信を高速化できないが、安心してよい

そりゃそうだ。
Opera Turboは、Opera社が用意したプロキシサーバで画像データの圧縮などをおこない、転送するデータを少なくすることで、低速回線でも比較的すばやくウェブページを表示させる技術です。
一方、HTTPS通信では、ウェブサーバと端末側のピアツーピアで通信が暗号化されます。


よって、通信の仲立ちをするOpera社のプロキシサーバでは、暗号化されたデータから画像データだけを引っこ抜いて圧縮することなどできず(できたらHTTPSによる暗号技術の脆弱性を突かなければならない)、
転送するデータ量もOpera Turboを利用しない時と変わらないことになります。
たとえば、My WILLCOMWILLCOM STOREのページはサイト全体がHTTPSによるので、Opera
Turboでも「えっちら、おっちら」としか表示されません。

「くそーいらいらするー」などと怒ってはいけません。

ちゃんと通信が暗号化されているから、Opera社も解読できないのです。
暗号化通信がちゃんとなされているらしい、その遅さは安心の証拠。
そう考えると、ちょっといらいらも収まるかもしれません。
(まさか、途中で解読してのちまた暗号化されてたらどうにもなりませんが・・・。そんなことがHTTPSでできたら、どこで鍵がもれたんじゃ、ってなことになりますね。)

って理解でいいですよね

こんな理解でいいよねきっと(若干不安)。