WILLCOM D4をどこでもWIFI化
アドホック接続できないHT-03Aのほか、Nintendo DSなどを、WILLCOM D4に無線LAN接続し、PHS回線を経由してインターネットに接続するため、WILLCOM D4を「どこでもWIFI」化してみます。
結構手間がかかるので全く実用的ではありませんが、参考まで。
用意するもの
無線アクセスポイント機能付きの無線LANアダプタ。
私は先日エントリーしたようにPLANEX GW-US54GXSを利用しました。
PLANEX IEEE802.11b+g WLAN USBアダプタ GW-US54GXS
- 出版社/メーカー: プラネックス
- 発売日: 2006/05/23
- メディア: Personal Computers
- 購入: 49人 クリック: 318回
- この商品を含むブログ (63件) を見る
手順1 無線AP GW-US54GXSのWILLCOM D4へのインストール
GW-US54GXSのWindows Vista用ドライバソフトウェアをダウンロードし、次のページにあるとおりインストールします。
無線LAN|IEEE802.11b+g 無線LAN USBアダプタ:PLANEX:GW-US54GXS:Windows VistaでのソフトウェアAP設定手順
以下、GW-US54GXSがWILLCOM D4に接続されていることを想定します。
手順2 無線AP GW-US54GXSの設定
タスクバー右下のアイコンを右クリックし、[ユーティリティ画面を開く]を選択します。
設定画面が現れます。
右上のドロップダウンリストを[クライアント]から[アクセスポイント]に設定します。
次に[設定]ボタンを押し、アクセスポイントの設定を行います。
上の例では次のように設定しています。
- SSIDはデフォルトの planexuser(変更したいときは[変更]ボタンを押して変更します)
- WEPを設定:ドロップダウンを有効にして[設定]ボタン-[変更]ボタンと押し、WEPキーを入力、[適用]ボタンで設定(WEPキーはあとで利用するのでメモしておきましょう)
- ブリッジ接続はしない
以上入力したら、右上の×ボタンで設定を閉じます。
手順3 ダイヤルアップによるインターネット接続の共有設定
[コントロールパネル]-[ネットワークと共有センター]-[ネットワーク接続の管理]
を開きます。
ダイヤルアップ接続 CLUB AIR-EDGE を右クリックし、[プロパティ]-[共有]タブを表示します。
次のように設定します。
ここで、プルダウンで選択する接続は、WILLCOM D4内蔵の無線LANアダプタとします。
設定したら、ダイヤルアップ接続 CLUB AIR-EDGEをダブルクリックしてインターネットに接続しておきます(後でもいいです)。
※注意!
上の設定を行うことにより、WILLCOM D4内蔵無線LANアダプタのIPアドレスは強制的に192.168.0.1(サブネットマスク255.255.255.0)に設定されます。
上設定前のIPアドレスの情報などは保存されず破棄されますので、メモをとっておきましょう。以前の接続を使用するときは手動で再設定してください。
※共有設定でエラーが出たときは
必要なサービスが起動していない場合があります。
Windows Vistaのデフォルトの設定を参考に、サービスを設定してください。
Windows Vista のサービス一覧
手順4 WILLCOM D4内蔵無線アダプタを無線AP GW-US54GXSに接続
引き続き、ネットワーク接続画面から、WILLCOM D4内蔵無線アダプタのワイヤレスネットワーク接続を右クリックし、[接続/切断]を選択します。
一覧に"planexuser"があるはずので、これを選択します。
WEPキーの入力を求められるので、メモしておいたWEPキーを入力します。
正しく入力できれば接続完了です。
HT-03Aからインターネットに接続!
エッチラオッチラとデータが流れてくるはずです。
お疲れ様でした。
といったぐあいに
非常にめんどうです。
実用にはなりませんが、できなくはないよってことでいかがでしょうか。
あとはいつものことながら設定は自己責任でお願いします。
私は結構失敗しました。復元ポイントによる復元には何度もお世話になっています。
ご注意くださいませ。
個人的結末
本物のどこでもWIFIが欲しくなりました。