何を見ても聴いても感じないとき

そんな時期が人にはあると思います。
去年、いや半年前だったら、おしゃべりして楽しんだり、花や空が目に飛び込んできたり、小鳥のさえずりにも反応したりしていたのに、今はあまりそんなことが気にならない、気にしない、気にかけることができない、そんな時期があると思います。
多分もっと自分のカーネルに近いところでもっと違うことに頭を向けようとする力がはたらいているのだと思います。
しかしその力が仕事のことなんかだったりするとそれがおしゃべりやら花や空や小鳥やらそんなことより自分のカーネルに近いのかと気づいちゃったらじぶんはそんなものなのかしらとか思うのです。
そう感じるように「そうあるべき」「そうあるのが正しいのだ」と小さいころから青少年期を通じて自ら刷りこんできたのだなぁ。そうしなければ「落ちこぼれ」と呼ばれるのではないか、という恐れがあったのかな。
仕事と、おしゃべりや花や空や小鳥と、どっちが大事ってことは多分ないのだとは思います。
ただ、時間軸で言えばこれらのプライオリティを上手に制御できることが、より大事なんだろうし、そうすればもっと楽しく生きることができるような気がします。
何を言っているのだおれは。そういう時期なのか。あーあー。