ソフトイーサの簡便な応用

ソフトイーサが初めてリリースされた時はビックリしました。
IP(HTTP)の上にEthernetを乗せてしまって。そこそこのスピードも出る。
試してみたら確かに問題なく動作したし(Proxy内で外のPOPサーバをたたいてみたり)。
しかし、ソフトウェアハブとなる端末を用意するために何かとソフトをインストールしたり、ネットワークの設定もちょっと敷居たかかったりして、常用は難しいなぁといった印象を持ったり(常用してませんよ!)。
その後、リモートデスクトップ商品も出たりしてたなぁ。

とか思っていたら

 「広域イーサ ネクスト」は、NTT東西の「フレッツ 光ネクスト」「Bフレッツ」に対応し、フレッツ回線に接続されている2〜256拠点間を接続できるVPNソフト。ソフトはPCでブート可能なCD-Rイメージとして提供され、CD-Rから起動することで既存のPCを安価なレイヤ2のVPN通信装置として活用できる。
 ソフトイーサでは、「広域イーサ ネクスト」の製品化スケジュールについては現在未定で、将来、製品版を発売する場合は、製品版と性能的に同等で業務にも使用でき、機能とサポート体制が製品版よりも若干劣る「無償版」も同時に公開する予定と説明。

ソフトイーサ、フレッツ回線用VPN「広域イーサ ネクスト」ベータ版を無償公開 -INTERNET Watch Watch

これなら簡単にVPN作ることができそう。
だって、絵がわかりやすいよね。端末ひとつ用意すれば、これがまあVPNルーターみたいになる。
いいんじゃないでしょうか。フレッツ必須なのかなぁ。ちょっと気になる。
簡単すぎればそりゃそれで問題かもしれないけど。

追記・認証はどうすんのか

ブート用ISOイメージへのリンクしかなかったので、認証はどうするんだろう?と、当初思ったが、ISOイメージのダウンロードページに行くとネットワークIDとPasswordを要求される。ネットワークID毎に異なったISOイメージが用意されるようだ。

ソフトイーサ、フレッツ網を利用したL2VPN構築ソフト「広域イーサネクスト」のβ版を公開 | スラド

なるほど、ユーザごとにISOイメージをユーザ向けに用意してダウンロードさせるのか。なるほどなるほど。
なるほどなるほどなるほどなるほど。