HONEY BEEはAndroidになってもHONEY BEE

なかなかよさそうな端末のようです。

――具体的にはどんな点を配慮されたのですか。

横田氏
 女子高生は電話やメールをよく使います。私もAndroid端末を使っていますが、電話やメールの操作は、毎回すごく不便だと思っていました。もう1つ不便なのは、ロックを外す操作ですよね。電源をいれたら、ロックを解除しなくてはいけない。電話やメールはその後になるので、これが面倒です。当然、女子高生たちも使いにくい。というわけで、その問題を解決するために、通話キーとか、メールキー、サイドにはカメラキーや、アプリのショートカットキーなど、今あるAndroid端末の中には無いハードキーを用意しました。カメラも、インカメラを200万画素にするなど、これまでのスマホとは少し毛色の違う端末として開発しています。

 普通ならフリックしてロック解除してから中に入りますが、「HONEY BEE 101K」の場合、電話をかけたいときは、通話キーを押せばいい。履歴をメインにつかっていれば、履歴が出るようになっていますし、長押しなら電話帳が表示されるので、すぐ発信できます。

 もちろんメールキーもそうです。短押しをすれば、メールが立ち上がりますし、長押しをすればメール入力画面になります。こういったキーによって、女子高生たちが使いやすい端末に仕上げ、コミュニケーションのしやすさを前面に押し出しているのが特長です

[「HONEY BEE 101K」開発者インタビュー] 初めてスマートフォンを持つ女子高生のために生まれた1台 - ケータイ Watch