Windows 8 on VAIO type Pではインテルのグラフィックドライバーを外したほうが動作が軽快

VAIO type Pを議事録マシンに使用しています。
が、どうも動きが緩慢としている印象。
たとえば、ワードなどでカーソルを移動させると、ワンテンポ遅れて移動後のカーソルが表示されるような感じ。
文字入力も少し引っかかるようです。
とてもイライラします。

で、タスクマネージャーでプロセスを見てみたら、

なななんと、デスクトップウィンドウマネージャー、dwm.exeがCPUを20〜50%占有しているんですね。
カーソルを移動させるだけで、40〜50%CPUがとられちゃう。
これはグラフィックドライバーが今一つな証拠。
VAIO type Pといえば、Intel GMA 500をグラフィックチップとして搭載していて、これはWILLCOM D4も同じなんですね。
で、WILLCOM D4ではWindows 7を動作させていて、デスクトップウィンドウマネージャーはうざいから切ってるんです。クラシック表示ってやつ。
じゃ、VAIO type Pでも同じようにデスクトップウィンドウマネージャーを切る、クラシックテーマにできないかと探してみると、できないんですね。
Windows 8ではデスクトップウィンドウマネージャーを切ることができないんです。かならずDWMを経由して画面表示される。
で、DWMプロセスがすごくCPUを食うわけなんです。
IntelがGMA 500のWindows 8向けドライバを準備していないので、Windows 7向けのものを無理やり使っているためか、DWMがCPUを食いまくるわけです。

これはいかんともしがたい。というわけで、ためしにインテルドライバーを削除してみたんです。

すると、

なんだかワードのカーソルの動きが見違えるほど軽快になったんです。

アーこれはと思い、タスクマネージャーを見てみたら、デスクトップウィンドウマネージャーのCPU占有率がものすごく低くなってるんです。
1パーセント行かないかもってくらい。びっくり。
Windows 8のインボックスドライバーを使ったほうがストレスがかからなくてよさそうです。

カクカク紙芝居だったYouTubeもインボックスドライバーでスムーズに再生されます。

dwm.exeのCPU占有率もYouTube再生時でさえ4%いくかいかないか。
インテルのドライバーってなんなんでしょうか。
インボックスドライバーで十分です。

インテルドライバーを削除した副作用

  • 輝度設定が手軽にできなくなる
  • 電源オフ時にサスペンドではなく必ず休止状態になる

といった副作用も生じていますが、CPUが軽いんならもうインボックスドライバーでいいかなぁと思い始めているところです。
っていうか、Windows 8向けのGMA 500ドライバ出してほしいですインテルさん。