ヤフーによるイー・アクセス買収が白紙に

なんだどうした。

 ヤフー、イー・アクセスウィルコムソフトバンクの4社は、6月に予定されていた、ヤフーによるイー・アクセスの買収について「株式取得は中止となり、販売で提携する」と発表した。

 これまでの予定通り、イー・アクセスウィルコムは6月1日付けで合併し、イー・アクセスが存続会社となる。3月に買収が発表された際には、6月2日付けでヤフーがイー・アクセスの買収を行うとしていたが、この株式取得が中止となった。新生イー・アクセスは、ソフトバンク傘下のまま、将来的に社名を「ワイモバイル」へ変更する予定だが、そのスケジュールは未定。

 ヤフーと新生イー・アクセスは、今後、協業していく方針。ヤフーのサービスを組み込んだブランド「Y!mobile」を新生イー・アクセスとともに共同で展開する予定だが、その内容はあらためて案内される。

ヤフーのイー・アクセス買収が白紙に - ケータイ Watch

6月といえばもうそろそろの時期なのにこのどたばたはどうしたのでしょうか。
ヤフーのイー・アクセス買収が白紙に -INTERNET Watch Watch

2014 年3 月27 日に本取引について公表した後、当社とヤフーはネットワークの相互利用やサービス設計等について引き続き議論を重ね、相互理解をさらに深めてきました。その結果、ヤフーが新会社を子会社化して自らインフラを手がけるよりも、ヤフーはサービス、新会社はインフラというそれぞれの強みを生かした協業の形で事業を進めていくことが望ましいとの結論に至り、本取引を中止することとなりました。

http://www.softbank.jp/corp/set/data/news/press/sb/2014/20140519_01/pdf/20140519_01.pdf

ヤフーがイー・アクセスを子会社化して自らインフラを手がけるよりも、ヤフーはサービス、イー・アクセスはインフラというそれぞれの強みを生かした協業の形で事業を進めていくことが望ましいとの結論に至りました。

http://www.eaccess.net/press_img/11818_pdf.pdf

これって買収発表前に検討しておくべきことではないのだろうか…