Tizenがインドで玉砕、DOCOMOの判断は正しかった?!

Android対抗でサムスンが独自開発したOS「Tizen」。その世界初のスマホ「Z1」がインドでついに発売!…と思ったら、早速インド人から「カメラがショボい」だの「アプリがない」だのとブーイングが巻き起こっていると、中国メディアとロイターが伝えています。
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92ドル(1万円ちょい)の価格を少しは評価してよって思いますけど、IDCのアナリストは「一番安ければいいってものでもなくて、消費者が求めているのはスペックだ(キリッ)」とロイターに語ってます。

サムスンのTizen初号機「Z1」、インドで撃沈。5年前の携帯と呼ばれる | ギズモード・ジャパン

Tizenといえば、以前はドコモから販売されるという噂でしたが、結局ドコモから販売されたのはTizenではなく、iPhoneでしたね。
じゃTizen端末の開発が中断したかというとそうではなくて、サムスンがこつこつと開発を進めていて、インドで端末を販売していたのでした。
価格にシビアな新興国では受けるのではとの予測でしたが、結果、ブーイングが巻き起こってしまったようですね。
同じような価格帯のAndroidがあるのでは、勝負にはならないでしょうね。圧倒的に安いか、超高性能かでないと。
以前ノキア(現マイクロソフト)が出したLumia 1020は4000万画素カメラを搭載して、Windows Phoneのアプリの少なさをスペックがフォローする形になりました。Windows Phoneの存在感をアピールすることにある程度成功したように思います。
サムスンも、超低価格で出せないのであれば、思い切ったスペックアップを考えても良いのかもしれませんね。