皮肉とコピペとデジタルとアナログ

あるウェブサイトに載っていたこの文章を見て、ぷっと吹き出してしまいました。

宮沢賢治の名作から着想を受けといて、自分の作品からの「インスパイヤ」には目くじらを立てる人もいるわけで。

そういえばそうでしたね。
で、上の文章はコピペしたわけではありません。
ウェブサイトを見ながら、W-ZERO3esでぽちぽちと、一字一句確認しながら入力しました。
コピペか一字一句確認しながら入力したか判断するツールって、デジタルの世界では論理的に不可能。
あーおもいだしたことがある。
デジタルとアナログのおもしろい話。

宇宙全体の状態を表現するためには、棒を正確な長さで切ることができればいい。
その棒の長さが宇宙全体を表現している。

誰の名文句か知りませんが、確かにそうだなと、この言葉を教えてもらったときに納得したことを覚えています。
アナログの量を、デジタル(数字)で表現しようとにすると、無理数が発生することがままあります。
無理数とは、小数点以下が無限に連なる数字で、有名どころでは、円周率がありますね。
つまり、デジタルでも、無理数を使えば、あらゆるアナログの量を表現できます。
でも、無理数のデジタルは、本当にデジタルでしょうか。
デジタルは、表現できる桁を制限することで利用価値が高まる。つまり実用性がある。
無限の桁数を持つデジタルって、それはデジタルと言えるのだろうか。実用性のないデジタルの存在意義やいかに。
ということで、勝手に格言。

無理数はデジタルの皮をかぶったアナログである。

なんかちょっと深いなこれ。