あえてアドエスでPWRキーを利用しないでみる

WindowsMobile5を搭載したW-ZERO3で久々にWindowsCEを使い始めましたが、真っ先に導入したソフトはタスクマネージャ、つまりソフトを終了するソフトでした。
WindowsMobileにはもともとユーザが自発的にアプリを終了させるという概念がないのはご存じの通り。
このため、特にPcketPCなどを初めて利用した人に多いんですが、OKボタンでアプリを「閉じて」しまい、知らないうちにバックグラウンドで多数のアプリが立ち上がる結果となり、OS自体が不安定になって何となく動作が遅い、もしくはハングアップするということがままあります。私もこの事象にはPalmsizePC(E-500)で悩まされ、アプリ終了ソフトをいろいろ試したりしました。
今でも、OKボタンでアプリは閉じず、アプリの終了メニューを選択するか、YTaskMgrを利用しています。
でもアドエスの登場によって状況が変わってきました。
なんといっても、アプリ実行用メモリが128Mもあるのです!
ということで、今日はアドエスでなるべくアプリを終了しない運用をしてみました。
具体的には

・PWRボタンを使わない(電話を切る時を除きます)
・OKボタンでアプリを「閉じる」
・タスクマネージャは使わず、スタートメニューから利用したいアプリを選択することを徹底する。(ボタンにアプリ起動を割り付けているときはボタンを使う)

ということを徹底してみています。
つまり、マイクロソフトが考えているWindowsMobile6Classicの標準UIでどこまでOSが耐えられるか試しているということです。
今のところ、アプリを7つ立ち上げてみています。
Tombo,WindowsMobile,予定表,連絡先,W-ZERO3メール,2++,ファイルエクスプローラです。
これだけ立ち上げると、W-ZERO3は不安定になることもあったりしましたが、アドエスは大丈夫ですね。
画像の通りメモリはたっぷり残っています。
あーリッチだなーアドエス
アドエスくらいのメモリとCPUでやっとMSが考えていたことができるようになったのかもしれません。
でもこれだけメモリがあると、Windows98くらいは動いちゃいますよねー。(下手したらXPも動くかも)
・・・XPは2008/1/31で出荷停止するようですがorz