W-ZERO3[es](WS007SH)でAndroidOSの起動を確認
こちらの記事
http://d.hatena.ne.jp/dot_h2o2/20100501/p1
で、W-ZERO3で稼動するAndroidイメージのエントリーがなされていたので、早速当方のW-ZERO3[es]で試してみました!
(アドエスが本当はいいらしいのですが、アドエスは実利用しているので実験利用ができない。残念。)
結果として、起動させることができました。
手順
- Download - 開発room から最新の LinuxLoader on WindowsMobile のZIPファイルをダウンロード(当方は LinuxLoader-20090704.zip をダウンロード)し、解凍。
- 解凍した LinuxLoader.exe を W-ZERO3[es] の \My Documents 配下に格納。
- こいつのショートカットを \Windows\スタートメニュー\プログラム 配下に作成。LinuxLoader.exeの起動にFileExplorerを利用しないようにします。
- http://drop.io/androidzero3_152232 から Wzero3droid_15.zip をダウンロードし、解凍。
- 解凍したファイルから LinuxLoader.parm.sha_pon007sample.txt (アドエスのときはLinuxLoader.parm.sha_pon011sample.txtなど)を LinuxLoader.parm.txt にリネームし、W-ZERO3[es] の \My Documents 配下に格納(LinuxLoader.exeの格納されているフォルダにいれる)。
- また、Wzero3droid_15.zip を解凍したファイルから android.img を \miniSDカード 配下に格納(アドエスは \microSDカード かな)。
- http://drop.io/androidzero3_152232 から zImage をダウンロードし、そのまま W-ZERO3[es] の \My Documents 配下に格納(LinuxLoader.exeの格納されているフォルダにいれる)。
- 以上でファイルの準備は終了。
- タスクマネージャですべてのアプリケーションを終了。
- スタートメニュー→プログラムからLinuxLoaderを選択
実行されている様子
まず、画面がノイジーになります。
次に、Linuxの起動メッセージがズらーっとでるのでしばらく様子を見る。
「ANDROID」ロゴが表示されて・・・
↑
立ち上がった!立った立ったよ。デスクトップにはまだ何もない。今がんばっている状況。
↑
画面タッチでプログラム一覧も表示される。
↑
デスクトップにアイコンやらなにやら表示された。
以上!
起動が確認できましたが、これ以上の操作確認はできず。
試しに、DevToolsを起動したところ、確かに起動はできましたが、「バック」ができない!
Androidでいうところのバックキーがない状態になります。
配布もとのページでは、キーボード側の「OK」キーでバックするとの事でしたが、W-ZERO3[es]はアドエスと違って単独でOKキーがなく、Fn+EnterでOKキーであるからか、バックができない状況でした。
再起動させる
- Fn + ← キーでコンソールに落ちます
- Enterキーを数回押下するか、Ctrl+C キーで、コマンドプロンプトが表示されます。
- RebootコマンドでW-ZERO3[es]が再起動します。
- 最起動したら、時刻を合わせましょう。(時刻がリセットされます)
面白い
面白いですね。キーボード付きのアンドロイド端末を切望している身としては、なんだか楽しい状況になりました。
ネットができたら楽しいだろうなぁ。