AXGPとうとうスタート、SoftBank 4Gとして2月24日から

 「SoftBank 4G」は、同じソフトバンクグループのWireless City Planning(ワイヤレスシティプランニング、WCP)が構築したAXGP方式のネットワークを借り受けて、提供するMVNO型のサービス。もともと、経営破綻した旧ウィルコムが2007年12月にXGP方式による2.5GHz帯の免許を獲得し、サービス開始を予定していたが、その後の経営再建にあたりXGP事業は分離され、WCPに受け継がれた。PHS事業はその後も新生ウィルコムが提供しているが、そのウィルコムソフトバンクの100%子会社となっている。XGP事業を受け継ぎ、通信方式をAXGP(Advanced XGP、高度化XGP)に変更したWCPには、ソフトバンクやファンドが1/3ずつ出資しており、旧ウィルコムの事業はソフトバンクグループに継承されたことになる。

 AXGPは、旧XGPから発展させ、PHSならではのマイクロセル方式などを取り入れつつ、TD-LTEという技術とも互換性を持たせたという通信方式。WCPでは昨年11月よりサービスを提供しているが、基本的にMVNO向けへの提供しており、多くの一般ユーザーは利用できなかった。今回の「SoftBank 4G」が初めてのAXGPによる一般向け通信サービスとして提供されることになる。

ソフトバンク、下り最大110Mbpsの「SoftBank 4G」24日開始 - ケータイ Watch

 SoftBank 4Gは、ソフトバンクなどが出資して設立されたWireless City Planningの「AXGP(Advanced XGP)」を用いる通信サービス。同社は旧ウィルコムの「XGP」(旧次世代PHS)事業を引き継いでおり、WiMAXなどと同じ2.5GHz帯の周波数を使用する。対応エリアは、2011年度末で札幌市、さいたま市千葉市、東京23区、横浜市川崎市名古屋市大阪市、神戸市、福岡市、北九州市および上記周辺都市。2012年度末には全国政令指定都市の人口カバー率を99%まで拡大する予定だ。
 料金プランとして専用の「4Gデータし放題フラット」(月額5985円)を用意。これに4Gデータ通信の基本料金が月525円かかり、合計は6510円になる。ただし、4月30日までに申し込むと「4Gデータ通信スタートキャンペーン」が適用されて月額4980円(基本料込みで5505円)に値下げされる。また、ソフトバンクスマートフォンタブレット端末を利用するユーザーには、月額3880円(基本料は無料)で4G通信が利用できる「スマホセット割」を提供する。スマホセット割の申込期限も4月30日まで。

ソフトバンク、「SoftBank 4G」を2月24日に開始――スマホ併用なら月額3880円 - ITmedia Mobile

本格展開とまではいかないけど、WILLCOM D4が発売されたときに提唱された "WILLCOM CORE"がやっと日の目を見る時が来ました!
2.5GHz帯と高周波数だし、山間部でのエリア展開も難しいかもしれないけど、頑張ってほしいなぁ。
ULTRA SPEEDはe-mobileとの関係悪化でエリア的に問題でそうだし、ULTRA SPEEDとSoftBank 4Gがうまいこと補完しながらやっていければいいのだがなぁ。
料金プラン、スマホセット割か・・・単体でもう少し何とかならなかったのかなぁ。WiMAXとため張るにはもう一声!
そういえば、本体W-CDMALTE対応とかはSoftBankってどうなんだろう。