「意志と表象としての世界」電子書籍はないのかな
池田信夫氏のブログは時々ためになるので見ております。
今回気になったのは、ショーペンハウアーの「意志と表象としての世界」の紹介。
彼が世界の根本的な実在だと考える意志は、カントの「物自体」に似た普遍的存在だが、合理的に認識される客観的対象ではなく、それ自体が世界を動かすエネルギーである。意志は客観的な表象として現われるが、これはカントのいうように個人の意識によって構成されるものではなく、絶対的な主観としての意志が生み出すものだ。
池田信夫 blog : 意志と表象としての世界
いまさらですが、気になりますね。
デカンショ、デカンショで云々というのも今更ながらわかるような気がします。
こいつの電子書籍はないものか。
池田信夫氏のブログでは、アマゾンへのリンクが。
- 作者: ショーペンハウアー,Arthur Schopenhauer,西尾幹二
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2004/08/01
- メディア: 新書
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検索してリンクをたどってみました。
まずは、ウィキペディア。
意志と表象としての世界 - Wikipedia
ここに、外部リンクとして「近代デジタルライブラリー」の文字があるじゃないですか!
さっそく読んでみましょう。
近代デジタルライブラリーで「意志と表象としての世界」を読もうとしてみる。
意志と現識としての世界. 上 - 国立国会図書館デジタルコレクション
タイトルが「意志と現識としての世界」。今の日本語タイトルと違いますね。
「表象」の言葉も難しいけど「現識」って単語は聞いたことない。
なかなか、骨が折れます。
文語体で読みにくい!
漢字も難しい。何となく意味は分かるけど。
ずっとPCで読むのも大変。
右上の「保存/印刷」ボタンを押すと、PDFファイルとしてダウンロードすることができますが、1度にダウンロードできるのは最大10コマまで。
1コマ見開き2ページだから、だいたい20ページ。
とりあえず、10コマダウンロードして、読んでみることにします。
それにしても、味わい深すぎますね。本買うかなぁ。