Today

自分がW-ZERO3[es]で普段利用しているソフトウェアのひけらかし第1弾は、Todayにしました。
WindowsCEの派生OSであるPalmSizedPC(PsPC,後のPocketPC,今のWindowsMobile)で初めて標準搭載された、素のWindowsCEで言うところのデスクトップ画面のような位置づけのソフトウェアですね。
WindowsCEがミニPCなら、PsPCは個人の情報を管理するためのOSとして開発されたらしいので、デフォルトでただデスクトップを表示するのはいかがかと考えたかもしれないマイクロソフト社が、Outlookのデフォルト画面であるTodayをPsPCのデフォルト画面にしたんじゃないかと思います。
たぶん、マイクロソフトとしては、「手に持って歩けるOutlook」を具現化するため、Todayをそんな感じにしたんじゃないかなぁと思ったり。
でも、PsPCのころのTodayは正直評判が悪かったですね。
CPUパワーがまだ今ほどない時代(SH4,MIPSの100MHzあったかないかですよね)、ハイスペックなカシオペアE-500をもってしても、Todayの標準設定ではわりともっさりしてました。
IEがたしかTodayの表示で利用されてたんじゃなかったかな?
とにかく普通に使うためには、Todayの表示項目を減らすしかなかったなぁと思い出します。
いまやWindowsMobileは、StrongARM系列のPXA270,400MHzCPUを搭載していますから、Todayの表示もさっくりできて、カスタマイズしたところであまり重くならない時代ですよね。
Todayソフトウェアは、聞いた話ですと、DLLの集まりであり、Todayをカスタマイズすること=Today用DLLをTodayソフトウェアから動的にリンクすること、のようです。
だとすれば、Todayの信頼性はToday用DLLの信頼性のかけ算であり、Todayをカスタマイズすればするほど、Todayの信頼性が落ちていくのはやむを得ないのかなと思ったり。
まあでも、カスタマイズできるTodayというのはWindowsMobileをおもしろいものにしている要因の一つかなと思ったり。
使い込めば込むほど、カスタマイズすればするほど、Todayは百人十色となり、テーマの設定もあわせると、同じTodayの人はいないんじゃないかと思ったり。
でも、一般的には標準のTodayの設定で使われているのかなとも感じたり。
そんなことはともかく、今の私のTodayは、画面の通りまっさら。

日付と時刻、メールと電話の着信だけ分かればいい。

そんなコンセプトです。
日付と時刻は、右上の時刻表示を

W-ZERO3 Utility Plus

のMenu-Tips-便利機能でレジストリをいじってもらい、2段表示にしているだけ。
以前はいろいろ時刻表示もTodayで遊びましたが、WristPDAも常用しているので、W-ZERO3[es]の時刻表示はこれでいいや、となりました。
画面では表示されていませんが、メールと電話の着信は、

todayCompact

を利用しています。これは本当にうれしいTodayアイテムで、1行に複数の情報を表示してくれます。
あとは、下の方にBluetoothのアイコンがありますが、これは

btIO

というソフトで、Bluetoothのオン・オフや、アイコンを長押しすることで、コントロールパネル-接続-Bluetooth設定画面まで一気に開くメニューが現れたりと、Bluetooth使いになった私にはうれしいソフトです。
私は、Todayに予定(スケジュール)を表示させたりはしません。
Todayに予定が常時表示されると、どうやら自分は「予定に追われる」気分になってしまうことが分かったためです。
Todayに予定は表示せず、自分で予定表ソフトウェアを開くなどといったアクションを起こすことで予定を確認することにしています。
このやりかただと、ほんのたまに予定を忘れてアクションを起こさないときもありますが、忘れるくらいの予定なんてたかが知れていると、割り切っています(おいおい)。
テーマは気分によって変えていますが、明るい気分になれるものや、抽象的な幾何学模様の方が私は好みのようです。
今利用しているのは、Aku3green_vgaという奴です。
※紹介したソフトへのリンクは、時間があったら張りますが、検索いただいた方がたぶん早いと思います・・・ぺこり。