Asus Eee Note EA800は分解しなくてもTelnetで接続できる

分解して中のmicroSDカードを取り出す必要があるものだとばっかり思っていました。

中を開けなくても改造できます

現状ではEA800日本語版のfirmwareが公開状態にないので、初期状態に戻すことができない、という問題点はありますが、EA800の中を開けてシステムが入っているmicroSDを取り出さなくとも、改造することはできます。
microSD内にdvt_checkというファイルをおいておくと、電源ON起動時に実行されます。
なので、このファイルにUnix shellで動作するコマンドを書いておくと、いろいろ改造ができます。
うちで配布している日本語化ファイルや、インストーラの元となっているFullInstall.zipを使うことができますが、システム関連ファイルを書き換えてしまうので、何か問題が起きるかもしれません。

  • telnetで入る時は「169.254.2.1」に接続する。(WindowsであればEee Note Syncが自動的にPC側に169.254.2.2というIPアドレスを割り当てる)
  • ユーザ名は「root」でパスワードは無し
  • つまり、telnetdを動かしたまま公衆Wifiに接続するのは危険。
ASUS Eee Note EA800関連のメモ 2012/01/23 – OSAKANA TAROのメモ帳

そうなのかそうなのか。

ということで、FullInstall.zipを使ってみることにしました。

  • Free Notes Site – All about free notesにアクセス
  • "FullInstall.zip"をダウンロード
  • zipを解凍、microSDカードに放り込む
  • microSDカードをEA800に差し込み、リブート(EA800の電源長押しでシャットダウンし、再度電源投入)
  • しばらくすると、何をインストールするかきいてくるので、はい、いいえ方式で選択(選択は画面下のタッチボタンに指タッチ)
  • telnet deamonをインストールするかどうか聞いてくるときがあるので、その時はすかさず選択

という手順。
導入後、母艦とEA800をUSB接続し、母艦から無事telnet接続することができました。
無線は必要な時以外は使わないようにします。

他にもQtPackerをインストールすれば、

EA800用のアプリを簡単にインストールできるようでしたので、これもやってみました。
手順は同様に、zipファイルをダウンロード・解凍しmicroSDに格納、EA800をリブートしてやればオーケー。
アプリメニューにQtPackerできるので、こいつを選択、(一度アップデートしてやる必要があったような、)
QtPackerアプリ一覧からアプリを選択してInstallするだけ。簡単だね。

ということで、さっそくqOrganizerをインストールしては見たが…

なんかちょっといまいちっぽいかな・・・
まとにかく、少し遊べるガジェットになってきましたEA800。