キャリアフリーLTE時代の基礎が固まったかのようなニュース

 「SoftBank 4G LTE」は、下り最大37.5Mbps、一部のエリアで下り最大75Mbpsを実現するFDD方式のLTEサービス。FDD方式は、ドコモの提供する「Xi」やauが9月14日に発表した「4G LTE」と同じ方式のLTEサービスとなる。

■ エリアカバ
 ソフトバンクでは、2012年度末までに政令指定都市において100%を目指すとしている。

ソフトバンク、LTEサービス「SoftBank 4G LTE」をスタート - ケータイ Watch

Softbank 4GはAXGPで、たしかこれってすでにTD-LTEと呼ばれる一種の"LTE"技術を使ったものなのだけれど、
Softbank 4G LTESoftbank 4G(AXGP)のLTEバージョンという意味ではなくて、別物といった感じかな。そういう理解でいいのかな?
LTEと4Gって単語はいろいろと取ってつけて使える代物。

■ エリア
 当初は東京23区と政令指定都市など全国の主要エリアで利用できる。2013年3月末時点で、実人口カバー率約96%まで拡大する。
 2.1GHz帯、1.5GHz帯、800MHz帯と3つの周波数帯でLTE基地局は整備される。当初予定より3カ月前倒しにしたとのことで、まずは2.1GHz帯でサービスが提供され、1.5GHz帯と800MHz帯のサービスはほぼ同時期に開始される見込み。

au、9月21日より「4G LTE」サービスを開始 - ケータイ Watch

そういう意味ではau 4G LTEも今までの単純な延長ではなさそう。iPhone発売するキャリアは本当に網を維持するのが大変じゃなかろうか。
ドコモはXiがこれらと同等のサービスだよね。一歩先を行っているってことでいいのかな?よくわからん。

 このほか、auも含め、携帯各社がLTE方式を導入したことになり、今後のSIMロックの取り扱いについて石川氏「現段階では、3Gの方式が異なるため、SIMロックは現状のまま」とコメント。携帯各社のLTE対応端末では、音声通話を利用するには3Gのネットワークが必須となるため、auと他社の3Gにおける方式の違いが当面影響するとの見方が示された。

au、9月21日より「4G LTE」サービスを開始 - ケータイ Watch

3Gはとりあえずそれぞれだけど、いわゆる"LTE"は共通の土台に載ったような気がしますね。
ドコモ、Softbankだけでなく、auも含めたキャリアフリー時代に突入しそうな予感。
ただ、電話番号なんかはすべて3Gに紐づいているから、auの3Gが他と異なる現状では端末を自由にキャリアに紐づけることはできなさそうだなぁ。
SIMフリーiPhone 5なら可能かな?あでも、ドコモがnano SIM発行するかどうかっていう問題もあるか。いずれ時間の問題のような気がするな。