"Zaurus Phone"についての記事がTech-Onに載っていた。

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http://techon.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20080825/156805/?P=4

以下ちょっとだけ拝借。
私もザウルス大好きなだけに、いくつか修正意見をば。

シャープという会社は、昔からいくつかの製品を組み合わせるのが好きだった。電卓とそろばんを組み合わせた商品を実際に生産していたこともある。組み合わせ好きによって、携帯電話にWindows Vistaを搭載したのかも知れない。だが、得意技かもしれないが、もう一歩踏み出して欲しいと思う。
というのは、ちょっと考えてみれば分かるように、「D4でないとできないこと」はあまりない。5万円台にまで下がったWi-Fi付きB5ノートパソコンにVistaを入れデータ通信カードを挿せば事足りてしまう。D4の小型化技術には敬意を表するが、このままでは一部の熱狂的なファン以外に普及しそうにない。

一部の熱狂的なファンには普及する、ということか。
普及という言葉の意味とマッチしないけど。
それから、私は「一部の熱狂的なファン」であったのかと改めて自覚。

それから

D4には

  • 携帯電話のようなメールのプッシュ受信機能

があるていどまともに動いていて(ポーリングしないで受信しているところがみそ)、この点ハードウェアとソフトウェアのつくり込みが必要だったりして、「5万円台にまで下がったWi-Fi付きB5ノートパソコンにVistaを入れデータ通信カードを挿せば事足りてしまう」わけではないのです。
ただし、

このように認識している人は相当に多い

事実は認めなければならないなぁ。
つづき。

シャープは一世を風靡した、携帯情報端末Zaurusを持っており、ビジネスパーソンの間にファンも多い。Zaurus Phoneを出せないだろうか。シャープは過去にベンチャーと協力して、Linuxが動くZaurusを使ったIP電話のサービスを実験したこともある。技術的な問題から製品化は実現しなかったが、Zaurus Phoneはありえると思う。そのとき、機能や技術、既存のOSを組み合わせるだけではなく、アップルが取り組んでいるように、Zaurus Phoneの向こう側に新たなビジネスモデルを展開することを期待したい。

この筆者は、ザウルス大好きなんだなぁと思った。
私も大好きなんだよなぁ。
ザウルスもシャープも。


でも、いまの携帯市場やW-ZERO3でシャープがうまく行っているように見えるのは、
製品を企画するキャリアと、企画をベースにプラスアルファしたものを具現化するシャープという図式があるからで、
ビジネスモデルの企画力は、シャープには少し足りないような気がするんです。


シャープが以前やったSharp Space Townのコンテンツビジネスを、鮮やかに具現化し成功しかけているのは、Appleなんだよなー。
キャリアとかネット回線とか、もう少し状況が変わっていたら成功していたのだろうか。
うーん。


iTunes対応Zaurusなんてものを出せば、いけるんじゃないかとか。