地デジ新保護方式はカードいらず

 新方式では、現行のB-CASカードに変わり、スクランブル解除をソフトウエアで行なうことで、物理的なカードを不要とする。これにより、携帯電話などの小型機器へのフルセグ対応を容易にするほか、コンテンツ権利保護についての社会コスト全体の圧縮を目指す。ダビング10のルールに変更はない。当初は地デジ専用となり、BS/110度CSデジタルなど3波対応製品についてはB-CASを利用することとなる。

 NHKと民放キー局の6社による「新コンテンツ権利保護方式推進委員会」が導入に向けて活動しており、今回その進捗状況が報告された。'11年6月に新方式運用のためのライセンス発行/管理機関「一般社団法人地上放送RMP管理センター(TRMP)」を6社で設立し、12月1日にはNHKと民放地上テレビ各社(128社)が同センターに入会したことで、推進期(フェーズ2)に移行。事務局や理事会、運営委員会などの組織ガバナンスを整えた。

地デジ新保護方式の7月開始に向け準備が進む - AV Watch

どっちかっていうと、ライセンス発行管理機関が、実態が(一般的には)よくわからなかった会社から、ちょっとだけ公平な団体になったような感じってところがキモかも。
とはいっても、一般社団法人かぁ。
どれくらいの規模の法人かで、ガバナンスの程度が違うんだよなぁあれ確か。