IEsys.exeは新規の手製のプログラムだったのか
さらにIEsys.exeの特徴として、開発にはC#や.NET Frameworkが使われており、犯人の“手製”のプログラムだったとされる点も挙げた。小屋氏によると、一般的なウイルスは、こうした不正プログラムを作成するためのツールキットを用いて、既製のコンポーネントや感染ルーチンなどを組み合わせて作成されるのが主流だという。しかし、IEsys.exeはそうしたツールキットを使わず、作成者が一からプログラムしたとみられ、TBSなどに届いた犯行声明メールでも本人が自作したと述べているという。
“遠隔操作ウイルス”事件、専門家らは実行ファイルの扱いでギャップ痛感? -INTERNET Watch Watch
ウィルス対策の難しさを改めて思い知らされる事件。